私はモラルハラスメントという言葉を知る前からこんな事を思っていた。
「夫が私に酷い事を言っても、私は言い返しているから、
はたから見たらどっちもどっちの夫婦喧嘩になるのだろう」
と心の中で思っていた。
だけど、言われる度に私の心は間違いなく傷ついてきたし、
理解して欲しいという想いから自分の言い分を主張してました。
だけど、モラルハラスメントをする人間は
現実に起こったことの責任をすべて相手に押し付けることができる人種。
そんな人に自分の言い分を理解させようとすることは
無意味に近いし、むしろ傷ついて終わる結果となる。
以下の本にこんなことが書いてあったので紹介する。
Q&Aモラル・ハラスメント 弁護士とカウンセラーが答える見えないDVとの決別 橋本智子
本文抜粋~~~
Q.私はモラハラの被害者でしょうか?
だとしても、私にも悪いところがあると思うのです。
A.「相手は優しいときもある」「私は言い返せるから被害者ではない」
と思っていたら、要注意かもしれません。
モラハラという言葉に出会い、それが自分の家庭の状況におおよそ
あてはまっていると気付いた時、真っ先に出てくる疑問がこれです。
意味の分からない苦しみに名前があったことを知り、
自分以外にも同じような苦しみを味わった人々がいることを知り、
救われたような気持ち。
それと同時に自分は本当に被害者なのか、という戸惑い。
今までの努力は何だったんだろう、という徒労感。
その一方で、相手があんなことするのは、言うのは、
やっぱり私が至らないからではないのだろうかという罪悪感など、
あなたの胸は、複雑な思いでいっぱいになることでしょう。
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私はこの質問の回答を始めて読んだとき、ホッとした。
もう自分だけを責めなくていいのだと思った。
泣きそうになった。
言い返すといっても私は相手を傷つけるような事は言っていない。
言い返せてても傷つくものは傷ついてる。
そして精神的には大ダメージだ。
私は思う。
言い返せなくなってからでは遅い。
言い返す気力も失われた人間は、そこから逃げる気力すら失われるのではないだろうか。
そして相手が●ぬまで(もしくは自分が●ぬまで)モラルハラスメントを受け続けなければならなくなる。
10年以上経過した、現在の私の感想
[こんなに言い返せるのだから、ひとり被害者面するのはおかしいのではないか]
こんな疑問が常に私の中にあったことを思い出しました。
彼と関係なくなる最後の最後の最後まで私の中にその気持ちがあったのです。
今思うと、[そんなのは関係ない]って心から思えます。
相手の暴言を自分の責任にしてしまうことはないのです。
相手がどんな相手であれ、モラハラ以外の人間は自分以外の人に暴言ははきません。
モラハラ加害者に自分の人格を否定されたとしても、それは加害者のとんだ勘違いでとんだ思い込み。
今、被害に苦しんでいる人がそう気づけるといいなと思います。



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