出産して、実家から戻った。
結婚して変わらなかった夫に対して
出産したら変わってくれるはず。という希望を捨てれていなかった。
家に帰っている間は、ほぼ睡眠時間になる夫にせめて
子供と風呂に入ってコミュニケーションをとってもらえたらと思っていた。
それをお願いして1週間経った頃、夫が怒って帰らなくなった。
仕事が大変なのにそんな事できないといって喧嘩になったのだ。
家事も育児も家族とのコミュニケーションも拒否して
朝から晩まで寝て仕事に行く生活しかしたくないというのだ。
喧嘩すると夫は家に帰ってこなくなる。
厳密に言うと毎日、店のオープン前に帰ってきてシャワーだけ浴びて
30分もしないうちに店に行く。
そんな日が軽く1週間は続く。
作ったご飯も食べなければ、作った弁当も持っていかない。
完全に無視なのだ。
一家の大黒柱が、気に入らないことがあると相手と向き合いもせずに
帰ってこなくなるという無責任な行動を私は許せなかった。
だけど、そんな事ばかり続いたある日、
私はもう「一生帰ってこなければいいのに」と思うようになってしまった。
「亭主元気で留守がいい」とはこのことかもしれないと思った。
いつも自分の考えも理解してほしいと訴え続けた結果、喧嘩になる。
そんなことを考えていたときにある言葉を思い出した。
「相手を変えたければ自分が変わる」
この言葉を思い出して、実直に受け止めた私は更にどん底に突き落とされた。
そしてどんどん心が無くなっていった。
つづく
10年以上経過した、現在の私の感想
出産後、はじめての子育てがはじまります。
一番助けてほしい時に、一家の大黒柱は家に帰らなくなった。
大切な期間に育児から逃げた事実。
これは私の心から一生消えないし、消さない。
作ったご飯も食べなければ、作った弁当も持っていかない。
ひとりで大変な新生児期間に作った料理。
その料理の価値を認識もできず、自分の怒りを優先させた。
自分の子供、新生児の育児より、自分の怒りを優先。
もう何年も元夫とは会ってませんが、思い返しても「夫がいて心からよかった」と思ったエピソードはひとつもありません。
そしてこの期に及んで「相手を変えたければ自分が変わる」と思ってる過去の自分に言いたい。
何の修行やねん!!!さっさとズラかるぞ!!!



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