「お客様に誘われて断れないから」
という理由で夫はコンパに堂々と行っていた。
もう何百回聞いただろうか、このセリフ
「これも仕事だから仕方が無い」
と言っていた。
コンパに参加する際、もちろん妻子がいることは秘密で。
「夫がコンパに行ってるなんて恥ずかしい・・・」
と私が言うと夫は決まって
「このコンパに行くことによって店の売り上げが変わるかわかってへんやろ。俺だって行きたくない。」
というのだ。
コンパで知り合ったお客様に店にきてもらったりして売り上げが上がるらしい。
そう言われた私は何も言えなかった。
というか、「仕事だ!」と言われればもう何も言えなかった。
出て行く前には
「この服とこの服どっちがいい?」
「髪型へん?」
など、堂々と聞かれていた。
その上、夫は率先して店のお客様集めて婚活をする集まりを開催していた。
その集まりの動画を率先して作ったり、とても楽しそうだった。
家族に時間を使わず、仕事と言ってコンパに時間を使う夫。
その際に睡眠時間が短くなっても怒らない。
だけど、私が夫と話したいと思って、話をすると睡眠時間が短くなると言って怒る夫。
どこかで矛盾を感じながら、仕事と言われたら、私は何も言えなくなっていた。
私は自分に対して
「他の家と比べてはいけない。色々な家族の形がある。」
と言い聞かせていた。
もう何が正しくて正しくないのか訳がわからなくなっていた。
10年以上経過した、現在の私の感想
夫はとにかく、あの手この手を使って、私をいじめたかったんだなと思う。
モラルハラスメント加害者も、どうしようもない怒りを持っている。その怒りを相手をいじめることでしか表現できない。
モラル・ハラスメントの心理 加藤諦三
この本によると、モラルハラスメント加害者はとにかく相手を言葉で縛って、自分から離れないようにしないといけない。
だけど、被害者に対しては自分を寛大で自立した勇気のある人間に見せる必要がある。
この矛盾した中で残される方法は、防衛的攻撃しかない。
相手への非難は直接的に表現しないこともある。
加害者がいじめている相手は自分をこの世から消してしまいたくなるくらい、苦しんでいる。
時に加害者は被害者をそこまで追い詰めて、いじめる。
そして消えてしまいたいくらい追い詰めた人間からさえ愛されようとしている。
こんな闇深い人間は誰の手にもおえない。
今、苦しんでいる方は、自分を消してしまいたくなる前に勇気をもって加害者を手放して、新しい人生が始まることを心から願ってます。



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