帰ってきた私の話を聞いても両親は夫のことを悪く言わなかった。
だからと言って、私を責めることも無く、優しく私と子供を迎えてくれた。
身体を気遣ってくれて、優しい言葉をかけてくれる。
夫との生活では無かったことだ。
私はそんな両親の様な親になりたいと思った。
そして私の実家には祖母も同居してる。
祖母も特に何も聞かなかった。
体調が良くなるまで1ヵ月間、家に帰らなかった。
そして夫からの連絡も一切なかった。
家に帰ろうと思ったきっかけは祖母の話だった。
祖母は他界した祖父に給料をもらえなかったり、借金されたりで大変な苦労をしてきた。
そんな祖母の話を聞いた後に、祖母が
「何にも知らんフリして家帰ったらいいんよ」
と言った。
苦労してきた祖母の言葉だからとても重みを感じた。
そして私は夫に1ヵ月ぶりに電話をしてみた。
夫「もう帰ってこなくていいから。自分がいなくても1人で生きていけることがわかったから。俺は嫌なことがあっても仕事に行ってる。自分みたいに逃げたりできないから。責任もって仕事してるから。」
と言って電話を切られた。
私が体調悪くなっているのは全くもって無かった話になっている。
悔しかったけど、冷静になると笑えてきた。
「自分がいなくても1人で生きていけることがわかったから。」
1人で生きていけて当たり前だ。
30歳も超えてるおっさんが1人で生きていけない方が問題である。
私が子供を置いて家を出たとして、夫が1人で家事も育児も仕事もこなした上でそう言うならまだしも、最低限の家事しかしない、きままな1人暮らしで何を言ってるのだろうか。
(掃除、片付け、料理は一切しない)
夫の言葉を聞いて訳したら
「自分がいなくて僕ちゃん大変だったんだからね!」
と言っているように聞こえて笑えてしまった。
そして私は知らんフリして家に帰った。
10年以上経過した、現在の私の感想
はぁ。。。
ここで帰っちゃうんだよね。。。
折角逃げられたのに。
自分の中で
「夫婦仲をよくするには私の努力が必要」
「離婚はしない方がよい」
という考えが捨てきれなかったんだろうな。
嵐に身を委ねて、結婚という修行に挑まなくてはいけない。
そんな昭和的考えが自分の中に居座っていた。
道徳心の無い人に対してそんな修行をしても報われることはない。
ただの自分いじめ。
もう自分をいじめる必要はない。
自分を癒して前進してほしい。
と過去の自分に願う。



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