意地悪で約束を破る

モラハラ体験記

この記事書いてる人

ここきえ

何かがおかしいと思いながら結婚・出産・離婚裁判を経験しました。
10年以上前の記録です。
モラルハラスメント加害者は「被害者が悪い人間だ」と洗脳するのを得意としています。
自分が悪いのかもしれない…少しでもそう思っている人に読んでもらいたくて、このブログを始めました。

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夫の仕事で決まった休みは年末年始くらいだった。
それ以外は試合の前日にちょこちょこあるくらい。

だから結婚して初めての年末年始は私も楽しみだった。

以前、夫が「家でギョーザを作って、たらふく食べたい」と言っていたので一緒にギョーザを作ろうと私が提案した。

ギョーザを作るために、ホットプレートを買って、材料を買って、年末を迎えた。

そしていざ、ギョーザを作ろうとなったら、夫は面倒だからしない。
と言い出した。

正月はお互いの実家に帰るし、せっかく準備した材料が無駄になるからしようよと誘っても全くしようとしなかった。

いつもご飯を一緒に食べている家族ならまだしも、一緒にご飯を食べることもままならない家族だったので、凄く楽しみにしていた私は残念でしかたがなかった。

そしてそこから喧嘩が始まった。

夫「俺は休み無く働いているのだから、休みたい気持ちぐらいわかるやろ」

私「じゃぁ、私が提案した時に休みたいと言ってくれればよかったやん。私は、貴方と一緒に過ごす時間が全然ないから、年末年始くらい貴方の好きな事を一緒にしたくて楽しみにしてたのに」

夫「俺の仕事を全然理解してないな。夫が疲れてるのにそんな事、強要するなんて、妻として最低やな。」

結局、ギョーザの材料は無駄になり、そこから、数日間、無視が始まった。

正月、私の実家に行った時も帰りの電車は私を置いて先に帰られた。
夫の実家に帰った時は、夫は外に遊びに行って帰ってこなかった。

喧嘩をするといつも予定していたことは行なわれない。

だから私は誕生日に祝ってもらった記憶が無い。
「おめでとう」と言ってもらったことすらない。

一度だけ、朝起きたら花が机に置いてあった。
それだけだった。
それだけだったけど、私は嬉しかった。

結婚指輪も新婚旅行もなかったけど、「そんなん我慢するのが当たり前やろ」と喧嘩していた時に言われた。

幸せはお金でも物でもないけど、そこには気持ちも無いような気がした。

夫が愛しているのは自分の店であったり、スポーツ選手という職業であったり、なにより自分自身だと思う。
それをいつも

「俺は家族の為に休み無く働いている」

と言われていた。

だけど、休み無く働いているのは付き合う前からの話で、店もスポーツ選手も家族の為に続けているといっていたけれど、そう言いながら働いている自分を愛しているのだと思う。

愛している自分の事しか考えられないから、妻の好きなものも、妻が何をすれば喜ぶのかも、妻に何を言えば傷つくのかも夫は知らない。

10年以上経過した、現在の私の感想

私はこんな人が好きだったんだなぁと改めて思う。

今は、こんな人と何故付き合ったのだろうかと思う。

いつも相手を責めていることで自分が心理的に安定するのだから相手を放さない。
そういう人たちがぐちぐち文句を言うのを聞いて、「そんなに言うなら、その人とさっさと別れたらいいじゃないか」と感じるのは、心理的に健康な人の見方である。

モラル・ハラスメントの心理 加藤諦三

あの時の私は心理的に不健康だったんだと思う。

なんとか家庭をよくしたかった。

それにしがみついていたのだろうか。

だけど、結果的に無理だった。

そして、無理で良かったんだと思える。

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