ある日、夫と言い合いをしていた。
すると、生活費を渡さない大黒柱になるのが怖くなったのか、一万円を投げ捨ててきた。
それを拾わない私を見て、夫は
「俺は生活費を渡したけどうけとらなかっただけやろう!!」
「生活費をもらえなかったとか、作り話ばかり、しやがって!!」
と言われることになる。
モラルハラスメント加害者はどんなことになっても、逃げ道を沢山持っている。
それが例え他人から聞いても納得できるものでなくても、その自信満々な言い訳で、いつしか加害者の方が正しいのではないのかと思わせる技と自信を持っている。
そして被害者が加害者にひれ伏すまで色々なものを奪っていく。
それが我が家の場合は生活費だった。
無職の専業主婦の子持ちが生活費を奪われたら、それはそれは困る。
だけど、困ることがわかって、意地悪する加害者にひれ伏すことなんて、私にはとてもじゃないけどできなかった。
反対に夫を捨ててやろうと思った。
もうこんな夫はいらない。
夜も仕事でいないし、昼もいないか、寝てるかの生活で会話も特に無い。
母子家庭と変わらない。
どちらにせよ、子供が3歳になるくらいまでには仕事につかなければやっていけないと思っていた。
夫はいらないけど、パパとしてはいるのではないかとずっと思っていた。
子供もパパのことは大好きだ。
子供のことを思うと我慢し続けるのが正しいのかもしれない。
だけど私は自分の生活に笑顔を取り戻す選択をする。
そして子供は私が絶対幸せにすると心に決めた。
10年以上経過した、現在の私の感想
世間体を考えた時に[生活費を渡さない夫]というのが耐えられなかったのだと思う。
だけど私に生活費を渡すのが嫌で1か月に1万円だけ渡そうとしてきた。
しかも投げ捨てて。
数十秒拾わなかっただけで
「いらんねんな」と言ってそそくさと回収していった。
モラハラ加害者に加害意識はない。
相手を拒絶し、相手を追い込んでいるのを意識していない。いじめはあくまでも無意識である。
モラル・ハラスメントの心理 加藤諦三
善人の顔をしながら、相手に罪の意識を持つように追いこむ。モラル・ハラスメントは手の込んだいじめであり、虐待である。とにかく、相手を操作する。地獄の罠にはめる。しかも自分は善人と思っている、それがモラル・ハラスメントの加害者である。
生活費を払わなかろうが、嘘をつこうが、約束をやぶろうか、人格を否定する暴言を浴びせようが、自分は善人だと思っている。
だから、一生、話が通じない。
ひとりで悩んでる人は、加害者に希望を持たず、[未来の自分への行動]に希望を持ってほしいと思う。
加害者によって砕かれた夢に希望をもってほしい。
あなたの人格を否定し、不幸にする人を断絶する。
あなたの価値を他人に決めさせないと決意してほしい。
あなたにはこの不幸せな状況を突破して、幸せになる権利がある。
この権利を妥協するべきではないと私は思う。



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