仕事が休みの日、私の両親が突然電話してきて、買物に連れて行ってくれた。
そして何もない私たちの新居を見て、ありとあらゆるものを買ってくれた。
くつ箱
本棚
パソコンラック
食器棚
収納棚
トイレウォシュレット
トースター
電子レンジ
電気ポット
両親は特にお金持ちと言うわけでもない。
定年目前なのに住宅ローンも残っている。
なのに娘の生活の事を思って買ってくれた。
今思い出しても涙目になる。
トイレのウォシュレットは妊婦が冷たい便器に座ったら
お腹を冷やすと言って、買ってくれた。
その事を彼に言うと第一声で
「ウォシュレット買ってくれるならテレビ買って欲しかったわ」
と言った。
それを聞いて、私はとても悲しかった。
もう、悲しいという言葉以外で表現ができない。
とてもとても悲しかった。
のちに両親はテレビも買ってくれた。
彼の言葉を伝えたからではない。
ブラウン管の小さいテレビを見て気になっていたからと
言って買ってくれた。
両親の優しさと、彼の態度のギャップがとても辛かった。
だけど、外面の良い彼は両親に電話して感謝の気持ちを伝えた。
そして彼は私に自分の実家が貧乏だと言う事を語った。
そして、私の両親が家具家電を買ってくれた事は
義両親が気にするから言わないでほしいと言われた。
別に義両親を苦しめたい訳ではなかったので言わなかった。
そして私は義母のある言葉を思い出した。
初めてお会いした時に
「なるべく迷惑かけないようにしますので」
と言われた。
そういえば彼が自営業していることにつても
「○○(彼)が自営業じゃなければ○○(彼)の名前で住宅ローン組んで家買えるのに」
と言っていたという話を彼から聞いた事があった。
義両親は2人とも自営業だ。
あまり、息子の人生の事を考えてないように思える発言だと思った。
息子の名前で自分達の家をローンで買えたとして、
息子が家庭を持ったとき、もう息子は住宅ローンを組む事はできないだろう。
だけど、自分達の家が手に入れば良いと思っている。
10年以上経過した、現在の私の感想
この義母がほんと、曲者で。
そして息子は今思うとマザコンでした。
義母に認めてもらいたくてたまらない人でした。
その二人の世界観を理解できない事が多く、大変だったなぁと思いだします。
そして娘の結婚の為にたくさん買ってくれた私の両親のことを思うと、今でも少し心が痛いです。



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