東京に着いて、入り時間が早かった彼と別れて、試合までブラブラして過した。
東京といえど、広すぎてどこに行って良いのかわからず、結局は映画を見て時間を潰した。
やっと試合の時間になり、会場に入場して試合を観戦していた。
試合をしている彼の目つきは私が知っている彼とは別人だった。
試合になると変わるもんだな~。
なんてのん気に考えていた私は、それからその目つきをプライベートで
幾度と無く見ることになるとは思ってもいなかった。
試合が終わって、会場周辺をブラブラして彼からの連絡を待った。
そして試合終了後、1時間ほどして彼から電話があった。
「打ち上げ一緒に行く?」
と言われ、ついに彼女の存在を明かしてくれるのかも・・・。
と思い、浮かれて彼が指定した場所で待っていた。
そして彼が登場して私に言った言葉は
「ファンのフリしといてな」
一緒に暮らしている彼氏に対して、そんな器用な事ができない私は、打ち上げが終わるまで
どこか別の場所で時間をつぶしておくことを伝えた。
「大体、何時ごろまでかかりそう?終電までには終わる?」
と聞くと、「わからん」と返事が返ってきた。
もし終電までに終わらなかった場合、電車に乗ってホテルまで
たどり着くこともできないし、
スポーツ関係者に彼の名前でとってもらっているホテルに
先に行くこともできないし、
知らない街で夜遅くまで一人で待つのも嫌だったので
「別々のホテルに泊まって、明日の朝に合流しない?」
と提案すると、彼は怒り出した。
仕方なく、いつ終わるかわからない彼を待つことにした。
モラルハラスメント加害者は、被害者を待たすということに
微塵も罪悪感を感じないのだ。
つづく
10年以上経過した、現在の私の感想
「なんでそんな人と付き合ってるんだ!」と過去の自分に言いたい。
多分、今後記事を更新するたびに思うんだろうな。
すっかり立ち直ったつもりでいたけど、当時の記録を読み返すのは気持ちが暗くなってしまうなと感じた。
だけど、私はもう、そこにはいない。
幸せな毎日をおくっている。
モラルハラスメントで苦しんでいる方も、自分の手で幸せな未来をつかめるという希望を忘れないでほしい。



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